ハイマツ帯

たまに更新できればいいな

田村麻呂の絵灯籠

 今年も正月が訪れた。おみくじ代わりに大学の者と打っておいた。結果は2→3→3→2で計-31だった。それなりに自信を持って打ったリーチが上がれず、悲惨な結果になることが多かった記憶がある。つまり、良かれと思ってがんばってみてもろくな結果にならないという今年の運勢が示唆されているようである。かと言って、どうせ上がれないからと適当に国士無双を狙ってみたりしてみると当然それ以上にろくな結果にならないことは経験上明らかである。ろくでもない中での選択が求められている。

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 1月にここまで書いて気力が尽きたようで、下書きが残っていた。実際のところどうかと言うと、今年も半荘で言うと東4といったところだが、そもそもがんばってリーチをかけるような場面も訪れず、なんとなく3着をキープしているような状況である。悪くはないと言える。

 そんなわけで2023年になった。前回の更新からだいぶ時間が経過しているが、6月中旬ということで、まだ2023年も前半なのでセーフである。

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 今年から新たな職場となり、それなりにまじめに働いている。4月後半から5月は予想通りそれなりの忙しさだった。基本的に7勤か6勤であり、GWも日曜日のみ休みであった。まあ自分が新入りで比較的ストレスの少ない場所を任されているという事情もあるだろうが、時間単位当たりのストレス量は前の職場に比べると遥かに少ない。突発的なレクとかで呼び出されたり、給料の出ない謎のパーティーとかに時間を費やしたりすることがまずなく、ただ黙々とPCに向かっている時間が長いためである。在宅もそれなりに可能なので、疲れが溜まってくるとその場で奇声に変換することができるのも便利である。

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 時系列が無茶苦茶だが、去年まで時を遡ると、12月に浅間温泉に行ってきた。何度も訪れている場所だが、やはり良いところである。以前行って感動的に良かった〇の湯旅館はなんか予約できなかったので別のところにしておいた。

 近いと言えば近いので、穂高駅を訪れた。昔一人で北アルプスの縦走に行ったときに下山後に訪れ、コスモスが咲く中でふらふら歩いた記憶のある町だ。今回は寒々とした空気の中をふらふらしたわけだが、張り詰めた空気が心地よかった。周辺を適当に散歩し、夕暮れ時に大王わさび農園とかいうところにも初めて訪れてみて、詳しくは覚えていないが普通のきれいな公園だったような記憶がある。どちらかと言うとそこを出た後の、普通の道端の水路がやけにきれいだったのが印象的だ。穂高駅の近くで適当な蕎麦屋に入ったが、ここで食べた蕎麦は人生で最もおいしかった。

 あと、松本駅の近くで適当に入ったビアバーが割と良かった。旅行支援?でもらった券で払ったので実質無料である。他には宿で天鳳をしたり宿のそばを徘徊したりしたくらいで特に述べるべきようなアクティビティーも無いので、記念の写真を適当に貼るくらいにとどめておく。

↓浅間

穂高

 

 最近は自分の感傷癖もだいぶましになってきた気がするが、それは京都に住んでいるおかげで自覚する機会が少なくなっただけで、根本的にはあまり変わっていない気もする。

 引っ越しはあまりしたくない。面倒くさいのもあるが、慣れ親しんだ部屋にその後もう入れなくなるのが悲しいためである。といったような情けないことを、引っ越し準備で段ボールで埋まった下宿で考えていた。