ハイマツ帯

たまに更新できればいいな

モナリサ

 GWに突入して時間がたっぷりできたので、或いはできたように錯覚したので、30日に後輩たちと久しぶりに沢に行ってきた。奈良県某所のそれなりに難しいとされているところだった。最近は沢に行く前にはどんどん恐怖感が募ってきて生きてぇ~ということばかり考えるようになって、もうそろそろ引退するべきかなとか思ったりするが今回もまぁなんとかなった。

 朝1時に部室を出発し、レンタカーでアプローチ、5時半入山。次々現れる巨大な滝をこなしつつ進み、新緑に癒されつつ遡行完了。良い沢だった。温泉に寄り、谷瀬の吊り橋(下の板がボロくてぶっ壊れそうだった)に寄り、かっぱ寿司に寄り、夜に帰京。疲れ果てた。

 ところで今期、ついに汚いグループ爽やかメンに女性が入ろうとしているらしい。cedar曰く「いや~いくら沢のネガキャンしても入るみたいですね」とのことだった。まぁOBだからあんまり関係ないが……。状況は厳しい。

f:id:dashimaster:20160430073846j:plain

f:id:dashimaster:20160430092200j:plain

f:id:dashimaster:20160430095128j:plain

f:id:dashimaster:20160430144857j:plain

 

 邦楽のCDをいっぱい借りてきて聞いている。

youtu.be

山鳥

 ここ最近は様々なことがあった。調査に行ったり就活に行ったり色々あったが、色々ありすぎて記憶が混濁したせいでかえって覚えていない。まぁ、概ねろくなことが無かったと言える。思うに任せぬ日々が続く。

 

 この前、吉田山がきれいな気がしたので新緑を見に行った。予想通り極めて爽やかだった。個人的に新緑で一番きれいだと思うのはもみじで、紅葉が有名な場所はこの時期に行くと良いと思う。それから、山が一番明るいのは新緑の季節だとも思う。新緑の時期が終わったら山も町もどんどんむさ苦しくなる。嫌な季節である。

f:id:dashimaster:20160420124455j:plain

 

 電車で移動中の時などには研究に関するものは読まないというマイルールがあるのだが、就活のせいで電車に乗っている時間が急増したので色々な本を読んでいる。最近では井上ひさしの『下駄の上の卵』が印象的だった。終戦直後の日本、あこがれの軟式ボールを手に入れるため、貧乏極まる六年生の少年たちが山形の田舎から東京まで行くというお話で、たかがボール一個のために大変な冒険をして苦しみを重ねる姿が喜劇だし悲劇でもある。最も好きなシーンは、朝彦(朝鮮人とのハーフと言われるが正体が謎で、本当は六年生より一歳か二歳年上と噂される)が生意気な少女を「輪姦してもらいたいのか」と脅したり、ボコボコに殴るシーンである。全体的に楽しいようで苦しい作品で、ラストでそれが最高潮に達する。ちなみにこの小説は14年前にドラマ化されており、当時見てすごく印象に残ってて、ようやく原作に触れることができて嬉しかった。

 

  せっかくなので(なにが?)、アニメの感想でも書いておく。

くまみこ:まちちゃん以外の登場人物が気持ち悪い。熊は雰囲気が気持ち悪い。のそっとした見た目や鈍重な喋り方が気持ち悪い。しかもいきなりキレて人を殺したりしそうなところが怖くて気持ち悪い。男連中も気持ち悪い。まちちゃんを性的に消費したいという精神が透けて見える。主人公が村から逃げ出したくて逃げ出せないという設定が辛い。見てて苦しくなる。

迷家:村に至る道路が結構しっかりしてて、本当の田舎はこんなアプローチ良くねえだろ! こんなぬるい道じゃねえだろ! とか考えてしまう。内容については今のところ別に……。

アイカツスターズ:あらすじ・・・アイドルを目指す少年少女が集まる四ツ星学園。トップを目指して日々研鑽する彼らの裏でPPOR(phychological power operated robot)の実験を進める教師達。極秘裏に学園に貯蔵された「スターズ」と呼ばれる謎の物質。ある日、トップアイドルS4が突然舞台上で発狂する。この学園で一体何が起きようとしているのか? そしてこの学園が設立された真の目的とは?

うさかめ:がんばれ!

三者三葉:意味わかんね~~~~!!!

鬼斬:おっしゃ!

人間

 最近は色々あってかつてなく忙しかった。忙しいと言っても四六時中作業しているわけではまったく無いが、日中に拘束されるせいで健康的な生活を送らざるを得ないのが苦しい。不健康であることを大切にしていきたい。就活のために何度も大阪に行くのだが、駅の構造が意味不明で大阪の印象が悪化の一途をたどる。

 そんなわけで先週は色々あり、日曜日からは学会と就活のために関東に行っていた。27日に藤沢に着き、学会の若手会というのがあった。なぜか若手会の幹事をやっているので今回の懇親会の主催をしたが、概ね適当だった。ゼミに行っているmar研究室に色々おかしいドクターがいるのだが、他の大学にもその人の悪評が広まっているのが面白かった。以前、沖縄の某大学の人が「あの人はおかしいから関わるなと教授に言われている」と言っていた。

 28日、29日と藤沢で学会。平和で特筆するような事件も無かった。研究室のridge先輩も発表していたが、フロアと喧嘩することもなく残念だった良かった。全体的な感想として、プレゼンが下手な人が多い(僕もうまいわけでは決して無い)。あと学会の合間を縫って懐かしの霞ヶ関に就活に行ったりしていた。

 30日は東大に舞台を移し学会の討論会。某k大のmar教授含め3人が壇上に登ったがこれはだいぶ面白かった。mar教授は普段は温厚なうえに世界最先端を行く素晴らしい方だが、今回は戦闘モードで「(あなた達のところへ)下りていくつもりは全くありません」、「(私の考えに)疑問を持つのはまったく理解できません」といった発言が良かった。一方で壇上の一人のみぽりん先生はひどかった。ridge氏が以前からあいつは糞だよと言っていた人だったが、確かにまぁ…だった。それにしてもこの大学の人はみんな他の大学の研究者について厳しいと思う(僕もその傾向はある)。mar研究室の後輩のis氏も優秀な人だが、全面的に他大学をなめてかかってる姿勢が強い。今回も休み時間に彼に「みぽりん先生って糞ですねぇ!!」と言われて思わず同意してしまった。ただ、学会なんかでは他人の問題点を探すよりも良い点を探して学ぶような姿勢のほうがよいと思う。

 その後池袋で○○○○○○○○―○○○○○会の方々と懇親会(?)。いっぱい集まっていただき大変恐縮した。何から何まで任せきりですみませんでした……。楽しかったです。次お会いする時は内定がある予定ですが、落ちまくったら必ずしもその限りでは無い。なんにせよまたよろしくお願いします。31日も就活して、夕方ようやく京都に帰ってきた。

 

 今日は哲学の道を歩いて桜を見てきた。相変わらず桜は激しく咲いており人間は爆発しており、まったく哲学できなさそうな雰囲気だった。セーラー服のコスプレしてる人がいたりゴスロリの人が囲まれて撮影されてたりして謎だった。昔このへんに住んでたのでついでに以前の下宿を見にいくが、やはりボロキモかった。あそこは大家がヤクザっぽいので住まないほうがよい。

 その後鴨川にも行く。まぁまぁきれいだった。ところでここに限らず花見客が景観的にあまり好きではないのだが、理由の一つはブルーシートが無駄に明るすぎて風景と馴染まないことだと思う。なんでみんなあの色なのだろうか。あれがござなら比較的ましだと思われるのだがいかがだろうか。

f:id:dashimaster:20160402174053j:plain

 

 あと一週間ぶりに研究室に行ったら机や棚の配置が意味不明なことになっておりショックだった。

f:id:dashimaster:20160402141219j:plain

↑ 机と机の距離が近すぎだろ……常識的に考えて……

 

別るるや夢一筋の天の川

 最強の一年にしたい。

印象

 先週は様々なことがあった。アラビア語で一緒だった友人(僕は一回生のときアラビア語を履修していた。落とした)が京都を去るので一緒に飲んだ。また咲クラのpariblue氏が京都にいらしたので一緒に飲んだ。僕はもはやまったく咲クラとは言えない体たらくなのが申し訳ない。皆様ありがとうございました。

 最近はそれなりに説明会に行ったりしている。今日も○×総▽というところに行ってきたが宗教じみていて気持ちが悪くて面白かった。こういうところには絶対就職しないようにしようと思う。ああいうキモ説明会は開催するほうは気持ち良いのだろうか。気持ち良いんであろう。

 その後、なんとなく某k大農学部の近くにある「味○」に行ってきた。とてもよい居酒屋である。微妙に余ってるお酒をもらったりしてありがたかった。

 

☆☆☆某k大付近の居酒屋ランキング☆☆☆

3位:キスケ

 僕の乏しい経験上で一番おいしい焼鳥屋である。

 

2位:○弘

 当部で良いところで飲もうという時に行く。N様のお別れ会もここだった。何を頼んでもとてもおいしい。どういうわけか客があんまりいなくて、静かでよい。お酒がいろいろある。店主が優しい。

 

1位:あけぼの

 あけぼのはみんなの心の中にずっと生き続けるぞ……! 安い。そして古い。店構えはすごく汚くて(失礼!)一見さんはなかなか入ることができない雰囲気がある。おばちゃんがものすごく優しい。飲み物は実質ビールしか無いので(持ち込み自由だが)、ここに通ううちにみんなビール党になる。仏壇の横を抜けた先の座敷を占有していつもいつも毎度毎度好き勝手やらせていただいている。様々な思い出を飲みこんでいく。説明は難しいが良い店だと思う。

f:id:dashimaster:20150528185810j:plain

  某k大のそばには他にも色々あるが、以上の店だけ知っておけば問題無いと思う。もし京都で飲み歩きたいという方がいれば、味○→あけぼのとはしごすればもう京都市北部を制覇したも同然である。

暖かい夢

 水曜日、さかこ氏が京都にいらしたので某所でアレをソレした。アニメの悪口を言ったりオタクの悪口を言ったりして有意義な時間を過ごすことができた。あとしょかさんの身体の話をした記憶がある。さかこさんも結構な回数京都にいらしており、僕よりいろんなとこに行ってる可能性もある。僕は修学院は結局見て無いし……。大体僕のほうがいっぱい飲むので同じ値段を払ってもらうのが申し訳ない。お酒ありがとございました。今度は河原でやりましょう!

 

 日曜日には実家のほうの法事があって名古屋に帰った。新幹線を使えば下宿から実家まで2時間なので楽。とても。今回はお坊さんに祖父宅まで来てもらったのだが、6年前の日記によるとこのお坊さんはなぜか南山大学カトリックである)出身らしい。髪型が独特で破戒僧の趣があってよい。略肩衣の紐の結び方を教えてくれたのだが、数分間苦戦した挙句「こらあかん...わかりませんわ...」とおっしゃっていたのが印象的であった。

 父方が真宗で母方が曹洞宗で、今回来てもらったのは真宗のほうだ。お経にはまったく詳しくないが、禅宗のほうが真宗よりも全体的にお経がうまいような気がするのだがいかがだろうが。あと浄土宗と真宗を比べると、知恩院でお経を聞くと声がすごく良くて浄土宗の圧勝の感がある。まあ本山だからというのもあるだろうけど。全然関係無いけど以前友人の葬式に来たのが確か真宗のお坊さんで、すごくお経が下手だった。しかも全く熱意を感じられなかった。葬式のあと僕とM先輩であのお坊さん糞でしたねとかもっとまともなのを寄越せとか、憂さ晴らしに(?)滅茶苦茶に文句を言っていた記憶がある。あと戒名が難しすぎて読めず、よく分からんけんねと言って愚痴ってた記憶がある。

 高校は浄土宗だったこともあり、チャイムの代わりに「月影」のインスト版が使われていた。そんなわけで1日10回以上聞くはめになり、みんなこれだけは覚えた。一方で校歌とかは全然印象に無い。もう何年前になるか思い出せぬがなぜか日は覚えている。新学期を控えた3月24日、高校編入組の33名は謎の宗教部屋でオリエンテーションがあった。この部屋はその後一度も入った記憶が無い。オリエンテーション自体はあんま覚えていないが、音楽室に移動して校歌を歌わされた。ちなみに高校では音楽、美術、書道の3つのうちから1つ選ぶ制度だったが、我々外来組はなぜか強制的に全員美術選択となった。だから音楽室に入るのも音楽の教師に会うのもこれが最初で最後となった。それはともかく、その教師曰く「君らは今日歌ったら校歌はもう卒業式まで歌うことは無いだろう」とのことだった。わけもわからぬまま何度か歌い、解散。そしてその教師の言う通りその後ずっと歌う機会は無く、僕に至っては卒業式をさぼったのでこれが学校で校歌を歌う最初で最後の機会となった。 

youtu.be

 

 とりとめのない話になってしまった。すみません。そういえば今、後輩たちが西表島の縦断の最中である。7日で北海岸から南海岸までジャングルの中の沢を繋いで縦断する長大な計画で、順調なら今頃5泊目のテント予定地にいることだろう。蛭や蚊や瀞との死闘を繰り広げているはずで、無事を祈るしかない。この計画は入学前から僕が行きたくて結局途中までしか行けなかったもので、もう10年以上成功していない。どうか今回はうまくいってほしい。ちなみにその後西表の海岸を一週間かけて半周する計画である。なにかと分裂しがちな今期の爽やかpartyだが、さすがにそれだけ一緒にいればぐっと輪が縮まるかさらに分裂するかの二択であろうと思われる。

f:id:dashimaster:20110312103243j:plain

f:id:dashimaster:20110313095957j:plain