ハイマツ帯

たまに更新できればいいな

下宿

 同期のMTがもうすぐ中国地方某県の実家に帰るとのことで、日曜日に引っ越しの手伝いをした。奴は三留が確定しているが、なんでも来年度からは実家から大学に通うらしい。留年を親に伝えるにあたっては通称『N式メソッド』を使ったとのことだった。すなわち、「卒業はできるよ」→「多分大丈夫だよ」→「もしかしたらやばいかも」→「だいぶ厳しいかも」というように段階的に匂わせることで留年のショックを和らげるというメソッドだが、最終段階(成績開示)の一個前の「多分卒業できなそう」と伝える段階で普通に親に激怒されたので結局なんの意味も無かったらしい。

 実家には置いとけないとのことで同人誌等の入ったダンボールを三つ預かることになった。まぁ茶碗氏がエロ本が満載されたダンボールを15だか20だかうちに残置したのに比べれば大したことの無い量ではある。地代としてビールを大量にもらう予定だ。

 

 この前の木曜日、やたらと晴れていたので下鴨神社まで行ってきた。ここにはもう何度か来ており、別に特段好きというわけではないが近所なので散歩のついでに寄るにはちょうどいい。あとお金をとられないのもいい。相変わらず平和な感じだった。鴨川のほとりも歩いた。桜の季節がきれいだが、冬の閑散とした感じもよい。冬の鴨川の風景は大学受験のために京都に来たときにも気に入ったようで、その時に撮った写真が残っている。京都は空が広いのが良い。大作の功績の一つかもしれない。

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 もう京都に来て6年がたとうとしている。卒業する頃には7年が経過するはずであり、まともな大学生が4年で社会に出ていくことを考えるといかにも長い。色々あったが結局は京都の居心地が良かったのが敗因だろう。だからまぁ、良かったと思う。