ハイマツ帯

たまに更新できればいいな

 後輩のcedarとringと屋久島の沢に行っていた。ここは屋久島というか九州で最難関の沢で、個人的にも今までで一番難しい場所であった。さすがに緊張してそれなりの準備をしていった。最近はもっぱら増量気味で沢での動きにキレが無くなっていたので、二週間弱だけ減量してから行くことにした。減量と言っても禁酒する、主食を食べない、走りこみをするくらいだったが一週間で0.6kgは減っていたので全然無意味では無かったと思う(きちんと定期的に測っていたわけでは無いが……)。

 行程は23日から4泊でなかなか長かった。計量化のために三人で二人用テント一つだけで、しかも毎日のように雨に降られたせいで泥々ぐちょぐちょになり、床には水たまりができ服も寝袋もビチャビチャで、テント内の不快度は危険な領域に達していた。肝心の遡行だが、やはり難しいところが多くかなり苦労した。特に130mくらいはあると思われる竜王の滝の突破が難しかった。自分がザイルを引っ張り突破し、終了点に着いた時にはなぜか服が破れまくっていた。そんなわけで27日になんとか下山した時にはみんな全身ボロボロですさまじい異臭であった。とは言えすさまじい達成感だった。下山後に民宿に行きシャワーを浴びスッキリし、テレビを観てへらへらしながらビールを飲んで、窓際にいると向かいの家のネコが寄ってきたりしてまったりしていると、本当に生きて帰ってきて良かったなぁ……としみじみ思うのであった。

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 沢を登っていると、沢が辛いので下界での余計なことを考えなくても良くなる。とにかくひたすら、目の前の沢を登って生きて帰ることだけ考える羽目になる。だから、何も考えたく無い時には非常によいと思う。

 

 他にも様々なことがあった。少し前のことだが部の同期の男が甲子園のチケット二枚を手に入れたので、阪神ヤクルト戦を見に行った。甲子園には初めて行ったがナゴヤドームより随分良い球場な気がした。暑い日だったが風が涼しくて気持ちが良かった。DeNAにBクラスになってほしかったので4位の阪神を応援していたが、鵜久森選手がなぜか満塁ホームランを打ったりして惨めに負けた。

 あと、部の同期の男が司法試験に受かるという事件があった。まぁ奴が落ちたら、世の中の弁護士はみんなあいつより頭が良かったり努力してたりするのか……と絶望する羽目になっていたので、受かって良かった。受かるかどうかより順位を気にしていた姿が印象的であった。無茶苦茶な判決を連発して歴史に名を残す男になってほしいものだ。

 

 それにしても女って汚い生き物だと思わない? だって男のを平気でくわえるんだからさ……

 

 秋が来る。

朝寒や生きたる骨を動かさず

 

 様々なことがあった。

 

 少し前のことだが、北アルプスの沢に行っていた。本当はここは一個上のN様と前から行きたいと話していたところだが、N様が大学から去ってしまったので後輩たちと行った。途中までは一回生の夏合宿と同じコースで、その頃のことを思い出して感慨にふけったりした。あの時は不慣れで、食当だったが滅茶苦茶な料理を連発してpartyの雰囲気をぶち壊したりして大変だったものだ。

 沢自体はなかなか良いところだった。ただ、一回生の時に晴れたここらへんの沢を体験しているので、その時に比べると曇っていて残念だった。くだりの道は普通の登山道だがやたらしんどかった。下山後にさらに林道をたらたら歩いていたのだが、一人の山ガールが颯爽と追い抜かしていった。元気みなぎるという感じで、服装はすごくおしゃれで、しかも後輩shrine曰く「石鹸の臭いがした」とのことだった。こういう人がいると改めて我々の服装がボロボロで泥々で、体力を消費しつくして足ものろく、しかも異臭を発していることを自覚するわけである。これは無論みじめな気持ちになるだけでなく、「我々はアウトローな存在なんだ」という優越感を得られる効果もある。

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 大学では問題が起きた。これに関して、私が直接に問題行動を起こしたわけでは無いし責任も無いのだが、それなりに関係はしていたので気まずいものがある。blogに書くべからざるダークな話題なので詳細は省略する。

 

 おとといの夜、風が涼しかったので下鴨神社に散歩に行った。川の西側は同志社生のテリトリーだが、夜中なのでさすがに包囲されて強盗されることも無かった。同志社というと、七月に長野駅で一人でワインを飲んでいたところ隣のおじ様にやたら話しかけられ、「同志社生とかに比べると品が違うね」と言われた。私はそれを褒め言葉と勝手に思い、いや~それほどでも無いですよあへ、あへあへあへ、と答えたわけだが、冷静に考えると「同志社生に比べて品が無いね」とも意味がとれるわけで、むしろそちらのほうが自然な気もする。それはともかく、夜の散歩は気持ち良かった。大阪勤務になったら下鴨神社の横に下宿を構えるのも良いかもなぁとか思ったのであった。

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↑ 夜なので妖力が暴走していた。

 

 他にも帰省したり研究で色々あったり色々あったが、概ねろくなことが無かったのともうめんどくさいのでもう終わる。

 

カードキャプターさくら

 一回生のときに漫画を7割くらい読んでその時はさほど印象に残らなかったが、最近アニメを見てすごくよい。萌え萌え具合がすごい。そらオタク達がはまるわけだわ……。

第三世界の長井

 三巻が出ていることに一年越しに気付いて読んだ。最高だった。面白さを伝えて皆様に読んでほしいが伝えようが無い漫画である。

 先日研究室にいったら構内にやたら若者がおり、どうやらオープンキャンパスをしているようであった。僕の場合は京都観光のついでに一度構内に潜入したくらいであまり考えずに大学を決めてしまったので、そうやってまじめに大学のことを知ろうと思う人たちは立派だと思う。オープンキャンパスや入試の時に大学で若者たちを見ると、僕はもう受かったけど君たちは大変だね、かわいそうに……と優越感に浸れる。もっとも冷静に考えると、大学に受かるかどうかはともかく未来に様々な可能性を有している彼らに比べ、僕は今後の人生でろくなことがないであろうことはほとんど確定的であり、むしろかわいそうなのはこちらなのであるが。

 

 この前の日曜日には部室に茶碗氏や比呂氏などのOBが来て久しぶりに打った。朝10時くらいから打ちはじめたのだが、茶碗氏は朝7時くらいに着いてビールを飲み始めたらしく、僕が到着したときにはすでに缶の塔ができていた。飲みながら打ってみんなで塔を増築して遊ぶ。その後あけぼのに行く。非常に面白かった。比呂氏の「茶碗さんに未来という単語はまったく似あわないですよ。なぜなら常に刹那的に生きてますから」「ハロワで一日で仕事見つけたみたいに婚活partyで一日で相手見つけたら良いんじゃないですか?」「茶碗さん、今までの人生で婚活に使えそうなネタが一つも無いですね」といった言葉が印象的だった。比呂氏は僕が入学したときは博士学生だったが今は助教で、助教になっても相変わらず研究室に寝泊まりしたり徹夜したりの生活を続けてたりしているらしく安心した。色々勇気づけられるあけぼのであった。

 

 後輩のringおよびcederと南アルプスの沢に行っていた。木曜日にアプローチして林道で一泊、翌日から一泊二日。結論から言うとめちゃくちゃしんどかった。個人的な苦しい沢ランキングの上位に入ると思われる。有名な沢だけあって良い所ではあったが。荷物が重くて異常にばててしまい、単純な体力不足もあるが帰宅後に体温を測ったら結構な熱があった。体調管理はしっかりしたほうがよい。TOPをはる力が消滅したので後輩の登攀パワーに助けられっぱなしの山行であった。あと泊まった場所でめちゃくちゃ虫に刺された。足が腫れすぎてくるぶしが消失しているし顔がぼこぼこになっている。切り傷や筋肉痛で全身が痛い。やはりまともな人間は沢なんてやらないほうが良い。

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☆ 北斗の拳

 ようやく読み終わった。めちゃくちゃ人が死ぬ。すげー死ぬ。どうでもいいキャラはみんな死ぬしメインキャラも大体死ぬ。面白いかというと微妙なところだが、北斗の拳のネタはあちこちで使われるし読んでおいて損は無いであろうという感じではある。

行列

 研究はうまくいっておらず、月曜日の勉強会でもさぞかし他のメンツを呆れさせてしまったことだろうと思う。変なことをしているので参考になる先行研究があんまり無いのが苦しい。

 

 昨日は内定者懇親会とかいうのがあって東京に行った。偉い人の挨拶を聞いたあと飲み会だった。内定者は10人くらいで、なぜか男女比が1:1くらいで嫌な雰囲気だった。みんなノリが良く元気な大学生という感じであり、僕のような異常者が付け入る隙の無いことはほとんど明らかなようであった。有体に言ってきつかった。ただ一人だけアニメが好きという奴がいて、今期はNEW GAME!とか甘々と稲妻とかが良いですねぐふwとか言ってたので安心した。仲良くしたい。

 どうやら同期で一人か二人くらいは大阪に配属されるようで、大阪なら下宿変えなくて良いし同期があんまいないし良いかもなぁ……とか思った(我ながら後ろ向きすぎるなぁ……)。が、他の内定者曰く、僕はすでに目を付けられていて本社の変なグループに行かされそうなどと社員に言われていたらしい。なぜまだ何もしてないのに目を付けられているのかまったくわからないが、twitterがばれてるとかだったら状況は絶望的である。

 

 あと先週は鈴鹿某所で後輩のhappy(1回下)とcedar(4回下)と沢登りした。いつもの奈良県南部より近いので出発は4時40分と遅めだったが、生活リズムが崩壊しているさなかだったので睡眠時間は0時間しか無かった。沢自体はなかなかテクニカルな部分が多くて面白かった。人工登攀の面白さを再確認した。

 この沢は実は5年前にもhappyと二人で登ろうとして、色々あって中止になった沢だ。その時は代わりに敦賀に行き、日本海の幸を食べようと思い回転寿司に入ったらカルビ寿司とかコーン寿司みたいな日本海と関係無いものが多くて呆れてしまった。その晩からなぜか長野に連行され咲の舞台巡りをすることになった記憶がある。その頃はまだhappyも1回生で幼かったのだが、その後はぐんぐんと成長し、あまりに成長しすぎてなぜか僕と同回生になってしまった。happyというと4回生の時に就活をしていたのだが、「就活について部の先輩に聞きなさいと親に言われたんですが、僕が入部してから一人も就職した先輩がいないのでなんの参考にもならないですね」とか言っていたのが印象的であった。そんな彼も就活に失敗して院に行くことになったので誰も就職しない歴の更新をするのに貢献したのだった。

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ちんぽ

ちんぽ

キンタマ

儲口

 先週の土曜日に東京からthumoto氏がいらしたのでオフパコした。四条烏丸はあまり詳しくないので適当な旅館の食事を予約したら思ったより普通に旅館だった。相手が女性なら通報されているところだった。危なかった。色々東京情報を教えていただきありがとうございました。九段下庭夫か水道橋庭夫になる予定なのでその時はよろしくお願いいたします。

 火曜日にはゼミで発表があった。mar研究室に比べてこちらでの発表は全然緊張感が無く、気の抜けた発表をしたところ、まあそれなりに強姦されたが予想の範囲内ではある。今後この研究がどのように発展していくか、注目である。僕にもどうなるかまったくわからない……。

 木曜日に、幼稚園以来の友人と小学校以来の友人が京都に来たので会った。東本願寺→嵐山とまわった。嵐山はモミジが大量にあったので秋に来れば多分きれいなのだろう。夕食を食べながら昔の話などをした。やはり昔から僕は異常な人間だったらしい。片方の男は一留での卒業ののちニート二年目だが、将来的にはAV男優かお坊さんを目指しているらしい。両極端すぎる。

 金曜日にはmar研究室のゼミがあり、ゼミ自体は特に何も無かったが、頭の狂いはじめたドクターの企画した懇親会に誰も参加しないことが明らかになった。さすがにかわいそうだったが仕方無いとも思う。拗ねてあとでよくわからんメールを流していた。それからポスドクの人が中国の研究所に行くのでこの日が最後に会う日となった。今年すでに5本の論文が通り8本が査読中というすごい人で、曰く初稿は5日で書けるとのことであった。ゼミが終わったあとしばらく廊下で二人で話していた。その内容は三階にいるやたら露出度の高い院生の話であり、極度にどうでもよかったのが逆に印象的であった。

 あと今日は名古屋に帰って内定祝いらしきものをしてもらった。それ自体は平和に終わった。兄夫婦のとこに秋に子供が生まれるらしい。そしたらついに僕もおじさんである。やったあ。

 そういえば同期のMTに久しぶりに会った。なんだかんだ無事に生きているらしい。中国語の試験前に会ったが「三岳」をがばがば飲んでおり、いつも通りで安心したり心配したりした。