ハイマツ帯

たまに更新できればいいな

春寒

 今住んでる下宿は形態的にはマンションに分類される。そのせいかどうかは知らないが防音性が高く、周りの生活音が聞こえることがまったくないし、窓を閉めれば車の音も聞こえない。まぁ、私の周りの住人がみんなごく静かに生活してるだけの可能性はある。

 京都時代の下宿はアパートだったので周りの音がよく聞こえた。2013のWBCの時とかは他の住人の拍手の音が聞こえてきたりした。普段は静かなのに時々異常に奇声をあげる住人もいた。上の階の住人はたまに人を呼んでパーティーしてて騒がしい時があったが、こちらも一人で早朝まで飲んでいて彼らが帰っていってしんとすると、なぜか祭りの後のような感覚を覚えたりするのだった。窓を閉めても防音性がいまいちで、変な集団が何かを唱えながら早朝歩いていくのが、部屋の中までたまに聞こえてきた。

 

 この間、様々なことがあった。

 六月前半に謎の試験があった。受かったところであまり私の人生の影響を与えそうにないが、まぁ少しだけ箔がつくかなという感じの試験である。多分受かったと思われるが、合格発表日も発表方式もわからないのでなんとも言えないものがある。

 六月後半に謎の試験があった。こちらは受かると人生に多大な影響を与えるが、まともに勉強した期間が一か月に満たないという状況で、感触としては順当にいけば落ちただろうが運が良ければ受かったかな、という感じである。某k大経済学部の期末試験で例えると、試験数日前から焦ってそれなりの準備をして、試験当日にはまぁそれなりに正解っぽいことを書き、まぁ60点くらいはとれたかなと思ってたら結果は50点だった、みたいな時と同じような感触である。落ちて元々だと思っているので、あまり気にせずにいきたい。

 

 ここ数週間はそれなりに無茶苦茶きつい時があった。しかも思い返してみると、特にこれがきつかったということがなく漫然ときつかった。沢で例えると、結構な傾斜の藪の巻きで、特に難しいところはなくても危険で気が抜けず、しかも長くてしんどいという感じである。そういうわけであまり書けることもない。こうして季節は過ぎていくのである。

 

 今週末はラストあけぼのに行くために京都に帰る。