ハイマツ帯

たまに更新できればいいな

銅の時代

 少し前の話で、同期のMTが幻想麻雀(東方麻雀)界隈のオフ会を開催したのだが打つのにメンツが足りないということで僕が呼び出された。幻麻界隈じゃないのに彼らと打つのはこれでもう4回目である。最近、どうやら幻麻界隈も一枚岩では無いということがだんだんわかってきた。それはともかく皆様も京都で古都の雰囲気を感じながら打ちたいなぁという時は気軽に呼び出してください。

 

 土曜日には現役の爽やかメン達が奥美濃の藪に挑むために出発したのだが、色々あって先週に引き続き敗退することになり、やむを得ず撤退記念ということでOB含めあけぼので飲むことになった。一応今後のparty運営や事故対策について話し合うという名目だったが、ビールが入ると当然どうでもよくなりひたすら飲むことになるのだった。

 

 翌朝から研究室の先輩I氏と1泊で大峰に縦走に行ってきた。

 大峰山脈奈良県南部、吉野のもっと南にある。大峰の沢は実はすごくスケールが大きくゴルジュも発達しており、全国的にも有名なところが多い。爽やかメンならみんな大峰の沢は大好きである。一方で大峰の縦走(稜線)は全然良いイメージが無いのだが、これは僕が1回生の春に1泊の新歓登山で連れて行ってもらった大峰縦走があんまり良い印象が無いせいである。その時は先頭のN様がやたら飛ばすのでかなりきつかったし、植林帯が暗いし、展望は微妙だし、お花畑に花咲いて無いし、変な階段あるし、某先輩が滑落するし、まあろくな思い出が無い。なぜかその時の1回生はみんな入部したが……。

 そんなわけであんまりやる気は無かったが、天気が良かったのもあってそれなりにきれいなところもあった。狼平小屋で泊まる。良いとこだけどあの様子だと弥川の下流の汚染度はかなり激しいだろう。夜は僕たちしかいなかったので酒を飲みながらだらだら話す。I氏はアニメや漫画が好きということで、エヴァとか攻殻とかの話をした。「RAIL WARS!の劇場版キボンヌ」とか「今日はタマちゃんのエロ同人でシコシコ汁!」とかそういうことはあんまり容易に口に出さないのが物事を穏便に済ませるコツである。

 酒が無くなり灯りを消した後は日本シリーズを聞いていた。無難にソフトバンクが勝った。山で聞く日本シリーズというと、1回生の11月(2010年)の中日対ロッテが印象に残っている。そのとき僕は天気図を書く役目だった。きつい沢でテントを張るのがかなり遅くなり、16時の気象通報が聞けなかったので21時に起きて天気図を書いていた。この21時に一人で起きて天気図を書くという作業は、特に寒い季節だとなんとも言えない寂しさと辛さがあり、それはそれでなんとなく趣がある(今は21時のが廃止されてしまったが……)。その日、天気図を書いて眠れないのでNHK第一を聞くと日本シリーズをやっていたので聞いていた。この試合はやたら長引き日付を跨いでも決着がつかず、結局引き分けで終わった。思えば中日的には良い時代であった。

 寒くて1、2時間ごとに目覚めたせいかなんか変な夢をいっぱい見た気がするのだがあんま覚えていない。翌日は朝から八経ヶ岳に登り、白川又川を望む。あとはなにごとも無く下山した。

f:id:dashimaster:20151026054203j:plain

f:id:dashimaster:20151026082859j:plain

 

 研究室では色々あった。色々やばいので省略する。