涼しくなってきた。道端の草々もだんだんやる気をなくし、銀杏がくっせえ香りを漂わす。未だにベランダに転がる哀れなセミの死骸は寂しさを思わせると同時になんとなく滑稽である。秋だ。青空を眺めるだけで楽しく、山が一番爽やかになる季節である。 まあ秋…
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