ハイマツ帯

たまに更新できればいいな

行列

 研究はうまくいっておらず、月曜日の勉強会でもさぞかし他のメンツを呆れさせてしまったことだろうと思う。変なことをしているので参考になる先行研究があんまり無いのが苦しい。

 

 昨日は内定者懇親会とかいうのがあって東京に行った。偉い人の挨拶を聞いたあと飲み会だった。内定者は10人くらいで、なぜか男女比が1:1くらいで嫌な雰囲気だった。みんなノリが良く元気な大学生という感じであり、僕のような異常者が付け入る隙の無いことはほとんど明らかなようであった。有体に言ってきつかった。ただ一人だけアニメが好きという奴がいて、今期はNEW GAME!とか甘々と稲妻とかが良いですねぐふwとか言ってたので安心した。仲良くしたい。

 どうやら同期で一人か二人くらいは大阪に配属されるようで、大阪なら下宿変えなくて良いし同期があんまいないし良いかもなぁ……とか思った(我ながら後ろ向きすぎるなぁ……)。が、他の内定者曰く、僕はすでに目を付けられていて本社の変なグループに行かされそうなどと社員に言われていたらしい。なぜまだ何もしてないのに目を付けられているのかまったくわからないが、twitterがばれてるとかだったら状況は絶望的である。

 

 あと先週は鈴鹿某所で後輩のhappy(1回下)とcedar(4回下)と沢登りした。いつもの奈良県南部より近いので出発は4時40分と遅めだったが、生活リズムが崩壊しているさなかだったので睡眠時間は0時間しか無かった。沢自体はなかなかテクニカルな部分が多くて面白かった。人工登攀の面白さを再確認した。

 この沢は実は5年前にもhappyと二人で登ろうとして、色々あって中止になった沢だ。その時は代わりに敦賀に行き、日本海の幸を食べようと思い回転寿司に入ったらカルビ寿司とかコーン寿司みたいな日本海と関係無いものが多くて呆れてしまった。その晩からなぜか長野に連行され咲の舞台巡りをすることになった記憶がある。その頃はまだhappyも1回生で幼かったのだが、その後はぐんぐんと成長し、あまりに成長しすぎてなぜか僕と同回生になってしまった。happyというと4回生の時に就活をしていたのだが、「就活について部の先輩に聞きなさいと親に言われたんですが、僕が入部してから一人も就職した先輩がいないのでなんの参考にもならないですね」とか言っていたのが印象的であった。そんな彼も就活に失敗して院に行くことになったので誰も就職しない歴の更新をするのに貢献したのだった。

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ちんぽ

ちんぽ

キンタマ

儲口

 先週の土曜日に東京からthumoto氏がいらしたのでオフパコした。四条烏丸はあまり詳しくないので適当な旅館の食事を予約したら思ったより普通に旅館だった。相手が女性なら通報されているところだった。危なかった。色々東京情報を教えていただきありがとうございました。九段下庭夫か水道橋庭夫になる予定なのでその時はよろしくお願いいたします。

 火曜日にはゼミで発表があった。mar研究室に比べてこちらでの発表は全然緊張感が無く、気の抜けた発表をしたところ、まあそれなりに強姦されたが予想の範囲内ではある。今後この研究がどのように発展していくか、注目である。僕にもどうなるかまったくわからない……。

 木曜日に、幼稚園以来の友人と小学校以来の友人が京都に来たので会った。東本願寺→嵐山とまわった。嵐山はモミジが大量にあったので秋に来れば多分きれいなのだろう。夕食を食べながら昔の話などをした。やはり昔から僕は異常な人間だったらしい。片方の男は一留での卒業ののちニート二年目だが、将来的にはAV男優かお坊さんを目指しているらしい。両極端すぎる。

 金曜日にはmar研究室のゼミがあり、ゼミ自体は特に何も無かったが、頭の狂いはじめたドクターの企画した懇親会に誰も参加しないことが明らかになった。さすがにかわいそうだったが仕方無いとも思う。拗ねてあとでよくわからんメールを流していた。それからポスドクの人が中国の研究所に行くのでこの日が最後に会う日となった。今年すでに5本の論文が通り8本が査読中というすごい人で、曰く初稿は5日で書けるとのことであった。ゼミが終わったあとしばらく廊下で二人で話していた。その内容は三階にいるやたら露出度の高い院生の話であり、極度にどうでもよかったのが逆に印象的であった。

 あと今日は名古屋に帰って内定祝いらしきものをしてもらった。それ自体は平和に終わった。兄夫婦のとこに秋に子供が生まれるらしい。そしたらついに僕もおじさんである。やったあ。

 そういえば同期のMTに久しぶりに会った。なんだかんだ無事に生きているらしい。中国語の試験前に会ったが「三岳」をがばがば飲んでおり、いつも通りで安心したり心配したりした。

紀元節

 夏にも色々あるが、京都の夏ほどやる気をそがれる夏は無いと思う。名古屋の夏も暑々でいやだったけど、京都に比べればまだましである。京都は盆地ということもあり極めて爽やかならざる気候が展開される。以前市長のK川大作が大学に来て「夏に観光客を増やしたい、緑がきれいなことをアピールしていく」とか言っていたが正気とは思えない。京都人が陰湿と言われるのはこのじめじめとしたいやらしい気候が関係していると思われるし、僕の心がこんなにもねじ曲がってしまったのはもちろん気候のせいだろう。

                                             

 とまあそんな話はどうでもよく、最近は色々あった。金曜日から日曜日まで某研究会があって長野に行っていた。

 初日はOBの車で長野へ。某村を見学する。色々なものを見たはずだがなぜか覚えていない。記憶力の限界を感じる。夜は農村の研修施設みたいなとこに泊まり、懇親会。横のグラウンドでは中学生たちがブラスバンドの練習をしており、どことなく寂しい雰囲気が漂っていた。この日は比較的穏やかで12時台に寝た気がする。

 土曜日、施設を出るとグラウンドで女子中学生たちがテニスをしていた。それをこちらのおっさん達がにらみつけていた。この日も色々なものを見たはずである。夜は某大学の演習林にある山小屋みたいなところで懇親会。この日はだいぶ飲んだ。意味不明なことをたくさん喋ってしまった気がする。非常に危うのでもう仲間内以外ではあまり飲まないようにしたい。厳しめで3時前に寝る。

 日曜日は某大学に移動し研究発表があった。が、我々の大学の者達は特に興味も無かったので途中で抜けて木曽のきれいな森林を見に行く。ここらへんの協調性の無さが某k大っぽい気がしなくもない。本来はここで終了のはずだが、僕は調査のために岐阜に残置。

 月曜日に調査。久しぶりに車を運転するがボーーーっとしてたら結構危険な感じだった。やはり運転より飲酒のほうがよい。その後名古屋駅に移動し、高速バスでまた長野へ。長い。もう移動は飽きた。火曜日は長野で調査し、昼前に完了して善光寺を見に行く。ここは5年前に中央アルプスのついでに来たのだが、その時の記憶はなぜか全然無い。今回訪れ、良い所だけど確かにそんなに記憶に残らなさそうだなと思った(スマソ!)。まぁ僕が善光寺の歴史を全然知らないせいかもしれないけど。裏の寛慶寺のほうが良かった。浄土宗のお寺らしく、僕の高校も浄土宗だったしやはり浄土宗は最強である。あと横に城山公園があるので寄る。咲の舞台として出たところで、ここも5年ぶりである。モモが座っていたところにはおっさんがくつろいでおり、モモ役をやってもらうのも申し訳無いので遠くから撮影する。おっさんを。長野駅でワインを飲んでようやく帰宅した。

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↑花と廃墟 

 

くまみこ

 最初からずっと気持ち悪かった。具体的には誰もまちちゃんのことを大切に思っていないところなどが特に気持ち悪かった。小学生ですら性的な消費の対象にしようとしているし、熊はまちちゃんが嫌がっている場面でもまったく助けようとしないし。最初この作品は楽しい山村の風景を描こうとして失敗してるのかなと思っていたのだが、最終話を観てこの気持ち悪さこそ監督の狙ったところなのでは無いかと感じ、だとしたらすごく成功してると思うし、これはこれで良いと思う。

 

けいおん!

 BSで再放送してる。案外よい。昔だったら登場人物の頭のおかしさにひっかかってたかもしれないが、いつからかそういうのがあんまり気にならなくなった。せっかく京都だし舞台探訪したい。曲がかっこいいよな。けいおん!……最高!

 

うさかめ

 まぁまぁ良かった。なんかエロいし。

 

逝く人に留まる人に来る雁

 

懸物

 火曜水曜と名古屋に帰っていた。某所に正式に就職を決めたのでその報告をしたりした。普通に祝っていただいたが、「東京に行ったら死ぬまでにあと何度会えるか数えた」とか言われて微妙に重い感じになった。父方も母方も代々ずっと愛知におり、兄も中部圏に帰ってきたのでそう言われるのも仕方ない面はある。まぁ実際僕もなんだかんだ一番愛着を感じているのは名古屋なので、一個目の仕事に飽きたら次は名古屋で職を探すかもしれないし、老後に戻ってきても良いかもしれない。先のことは何もわからないが。

 

 日曜日には久しぶりにあけぼのに行った。あんまり来ないだろうと思っていっぱい呼んだらOBや沢帰りの現役が集まって結構な盛況であった。進路の決まった奴が多く、誰も働かないことに定評のある我々の世代もついに来年度から社会人ということで、めでたいような悲しいようななんとも言えない感がある。現役の話も色々聞いたが、部長のcedarが部の女子にめちゃくちゃに悪口を言われているという話が面白かった。久しぶりのあけぼのだったが相変わらず良い店だった。政府もよくわからんしょぼい遺産を世界遺産に登録するためにがんばるより、あけぼのの保存に尽力してほしいものだ。政治家の資質が問われている。店を出て、部室で二次会をする。酔っぱらって一人また一人と床の上に倒れていき、僕も相当ぐにゃぐにゃになりながら帰宅したのであった。

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↑ 酔って撮った謎の写真

 

 まじめに研究をする。

 ザイルワークについての検討を行うということで今週は久しぶりに部の例会に出てきた。例会自体は特に何も無かった。ところで今期ついに爽やかメンに女子が入ったらしい。部長のcedarの言葉の節々からやめさせたいという意向がにじみ出ていたのが印象的であった。cedarは一見朗らかなのに実は滅茶苦茶な人間である。気持ち悪い後輩の携帯から女子部員に対し気持ち悪いLINEを送ったら、なんかその女子部員にキレられたんですよ。という話が特に滅茶苦茶であった。

 また、同期のMTは週一で広島から京都に通う生活を続けているらしい。人づてに聞いたところによると、高速バスで朝に京都に着き19時の新幹線で帰る生活を親に強いられ、人と会う時間もあまり無いらしい。また家でも生活を強度に拘束されており、最近はランニングが好きになったらしい。なぜならランニングをする時だけは自由に家の外に出ることができるためである。強く生きてほしいが、なんだかんだスマホでSB69のゲームを遊びまくってるらしいのでまぁ大丈夫だと思う。

 

 部に女子がいる今の世代は、僕が現役の頃とは大きく状況が違うなと思う。僕が現役の時は女性が部室に来ることは無く、唯一の例外はOBの茶碗氏のお姉さんが来たときである。2011年の夏、茶碗氏は唐突に北海道に行き仕事をクビになった。そのまま実家に帰らず、仕事も無いので部室に住むことになった。実家とも一切連絡がつかない状況が続き、冬のある日、退廃的な麻雀に励んでいる我々の前に、ついにお姉さんが部室まで捜索に来たのであった。

 それにしても、生活の中心となる部が男まみれで学校にもまともにいかないと、必然的に女子と関わる機会が皆無となる。そんな状況でずっと大学生活を送っているとだんだん精神が面白おかしくねじれていく。このねじれは体験した人で無いとわからないと思う。もちろん体験する方が良いかどうかは計り知れないものがある。

冷やかな脉を護りぬ夜明方